恒和工業デジタルパンフレット
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棒製状品タ概イプ要絶縁カバーとは絶縁カバーの材料難燃材仕様の特徴一般材・難燃材の燃焼実験絶縁カバーの製造方法絶縁カバーの特徴成形品カバーの種類NLH大 P.74T3 P.97金型ヒータースクリュー展開58設絶置縁材材料料公衆感電事故の防止による配電線の絶縁化に伴い、接続箇所や引留箇所などの充電部も絶縁化が必要となりました。絶縁カバーは、それら多種多様な充電部を絶縁保護するための製品です。絶縁カバーの材料は、絶縁性、柔軟性、耐候性に優れたポリエチレンを使用しております。また、絶縁カバーには一般材と難燃材仕様があります。●発火時に炭化する自己消火性のはたらきがあり、燃焼の拡大を防ぎます。●溶融して滴下する公衆災害の恐れもありません。1)よく乾燥させた材料(ペレット)を材料投入口に投入します。 投入された材料は、ヒーターにより溶融されます。2)金型を加圧して閉じます。(型締め)3)材料がスクリューにより金型へ射出されます。4)成型品を冷却させた後、金型が左右に展開され成形品を取り出して完成です。○絶縁カバーの色は、紫外線による劣化を抑えるため黒色を基調としております。 また、充分な性能を有し、環境調和に配慮したグレー色もあります。○低圧・高圧・特別高圧の電圧区分に応じて、全長と厚みが異なります。 全長:放電する距離を考慮して、電圧が高くなる程、長くなります。 厚み:限度以上の電圧によるカバーの破壊を防ぐため、電圧が高くなる程、厚くなります。○間接工具(絶縁ヤットコ)での取付けを考慮した形状の絶縁カバーも取り扱っております。例 HSC P.63実験方法:JIS K 6911 を参考恒和工業株式会社22kV用分岐(120㎟) P.99着火点着火点左:一般材 右:難燃材電圧区分低圧用高圧用特別高圧用※低圧用カバーは、作業性を考慮して高圧用と同じ厚みにしております。例 AH P.87試験片着火着火後結果(例) 銅線80㎟同士をCコンで分岐接続する場合一般材難燃材仮留めホック仮留めしておくことで、カバーの開きがおさえられ容易に取付けられます。把持部間接工具で把持できる形状にしております。ホックカチッホックを閉じた際に確認できる様、「カチッ」と音がします。(グレー色):難燃材に発火及び溶融は見られず。全長145㎜330㎜365㎜※厚み2.0㎜2.0㎜3.5㎜材料(ペレット)を投入絶縁材料

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